プレスリリース

11.11.2021

マレリ、「2022 CESイノベーションアワード」を受賞

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IAQ(室内空気質)浄化システムが、車内エンターテイメント・安全カテゴリーで認定

2021年11月11日

• マレリのIAQ(Indoor Air Quality=室内空気質)浄化システムは、二酸化チタン (TiO2) フィルター付きのUV-A・UV-Cライトを利用し、新型コロナウイルスを含む細菌およびウイルスを引き起こす粒子を破壊するものです。
• この2つのUVライトの設計は、マレリの特許の中核であり、重要な性能差別化要素となります。
• マレリは、家庭やオフィス向けに加えて、オリジナル機器や自動車の後付けアプリケーション向けに、複数の種類のIAQ浄化システムを開発し、検証を行ってきました。

世界的大手自動車関連サプライヤーのマレリは、自動車や室内環境中の細菌やウイルスを死滅させるIAQ(Indoor Air Quality=室内空気質) 浄化システムが評価され、「CES ® 2022 イノベーションアワード」に選定されました。本件に関する発表は11月10日、ラスベガスで開催される「CES 2022」で公開予定の製品やトレンドを垣間見ることができる技術イベント「CES Unveiled New York」で行われました。
この独創的なシステムは、UV-AとUV-Cのライトを二酸化チタン (TiO2) フィルターと組み合わせて利用し、空気中の新型コロナウイルスを含む細菌やウイルスを15分以内に99%以上の効果で死滅させます。このIAQには、光エネルギーを利用してTiO2フィルターとの化学反応を起こすための半導体光触媒が組み込まれています。TiO2は、その効率的な光活性、高い安定性、低コストおよび環境安全性のため、優れた光触媒材料として注目されています。

2 つのUVライト設計は、マレリの特許の中核をなすもので、重要な性能差別化要素となります。競合製品はUV-Cライトのみを使用しており、揮発性有機化合物 (VOC) や臭気には対応していません。イオナイザー(除電)技術は、洗浄を必要とする汚れ粒子を生成しますが、フィルターは汚染物質を捕捉するだけで、最終的には交換する必要があります。ガス、煙霧、化学物質、匂い、一部のウイルス (新型コロナウイルスなど) はフィルターを通過するサイズのため、これらを捕捉することはできません。

マレリは、以下のアプリケーションで使用できる複数のIAQシステムを開発しました。

• コックピット・モジュールまたはダクト内に設置されて完全に一体化され、乗員からは見えない自動車用HVAC(暖房・換気・空調)ユニット。この装置は従来型パワートレインおよび新型パワートレインと連動し、多くの交通機関(タクシー、バス、電車、飛行機)にも使用できます。
• カップホルダーの内側に取り付けたり、ダッシュボード、ミラー、または内部通気口に取り付けられる自動車用のスタンドアローン・ユニット。後付けとして、シガレットライターやUSB充電器で作動させることができます。
• オフィス家具メーカーおよび、または流通業者を通じて販売される室内ユニット。

マレリは、本年初めにこの自動車用IAQシステムの開発に初めて成功し、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く電気自動車メーカー向けに、2022年後半に生産を開始する予定です。

マレリのグローバルオペレーション担当EVPであるBharat Vennapusaは、次のようにコメントしています。
「『2022 CES イノベーションアワード』に選出されたことを大変光栄に思います。」
「このテクノロジーによって、当社は、従来の自動車市場にとどまらず、自宅でもオフィスでもすべての人々にとって安全な空間を作り出す革新的なソリューションを開発することができました。IAQシステムの可能性は極めて大きなものであり、今回の選定は、マレリの先進的なエンジニアリングへの取り組みの成果を証明するものです。」

「CES イノベーションアワード」は毎年、28の製品カテゴリーで優れた設計を選定し、表彰を行うものです。デザイナー、エンジニア、技術系メディアのメンバーを含む審査員グループが、デザイン、機能性、消費者へのアピール、エンジニアリング、競合製品との比較などに基づいて審査を行っています。