【2019年12月20日、さいたま】
大手自動車関連サプライヤーのマレリ(MARELLI)は本日、今年10月に外部諮問委員会が設置されたのに続き、自動車市場の専門家であるジャン・ベッカー博士が、2人目のメンバーとして諮問委員会に参加することを発表しました。
ベッカー博士は車両自動化の分野で20年以上の経験を有し、自動運転システムの認定ソフトウェアを提供するApex. AI, Inc.の共同創業者として現在はそのCEOの職にあります。ベッカー博士は、2010年よりスタンフォード大学で自動車と自動運転の未来に関して教鞭をとっており、車両自動化分野への貢献に対する数々の受賞歴があります。これまで40以上の著作や出版物への寄稿、招待講演、基調講演を提供してきた著名な学者であり、車両自動化に関する各種ボードや技術委員会のメンバーとして活躍しています。
ベッカー博士のキャリアは、ドイツでの企業研究車両安全・支援システムにおける上級研究員を皮切りに 2002年から2015年までボッシュ・グループでさまざまな役職を務めました。その後は北米ボッシュに異動し、自動運転ソフトウェアのエンジニアリング・ディレクターを務め、2016年から2017年の間は、Faraday Futureの自動運転部門のシニア・ディレクターの職にありました。
ベッカー博士は、IEEE Intelligent Vehicles Symposium 2017の業界議長として、2014年から2016年までIEEE Intelligent Transportation Systems Societyの理事会メンバーを務め、2012年から2014年の間はSilicon Valley Roboticsの取締役を務めました。
マレリ・グループのCEOであるベダ・ボルゼニウスは、次のようにコメントしています。
「ジャン・ベッカー博士がマレリの諮問員会に加わることを大変嬉しく思います。諮問委員会は、マレリの役員会に専門家としての助言、洞察および継続的な戦略的アドバイスを提供するものです。複雑な自動車、ロボット工学、人工知能システムに関するベッカー博士の豊富な知識と見解は、マレリが世界的ティア1サプライヤーとしての競争力を強化し、成長し続けるための大きな強みとなるでしょう。」
マレリは、お客様のグローバルなパートナーとして、革新的かつ柔軟な企業を目指しています。イノベーションとモノづくりで定評のあるイタリアと日本を拠点とする2つの自動車関連サプライヤーが統合して誕生しました。欧州、米州、アジア太平洋地域に約170の工場と研究開発拠点を有し、埼玉県さいたま市とイタリアのコルベッタに事業本社を置きます。
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