プレスリリース

22.05.2020

新型コロナウィルスに関わる社会支援活動

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2020年5月22日 (6月4日訂正)
※当初発表の記載内容に一部誤りがあったため、6月4日に訂正しました。

大手自動車関連サプライヤー、マレリ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長兼CEO:ベダ・ボルゼニウス)、および、グループ企業である、マレリマシーンワークス株式会社(所在地:埼玉県比企郡)は 、新型コロナウィルス感染症に関する社会支援活動として以下の取り組みを行います。

1.フェイスシールドの生産および医療従事者への無償提供
モノづくりで培ってきた技術、既存の生産ライン、3Dプリンタなどの設備活用により、フェイスシールドを生産し、防護具がひっ迫している医療現場へ無償提供します。

生産開始日:2020年4月24日
出荷開始日:2020年5月3日
提供数量: 2020年6月中旬までに2,500個(提供先決定分)
生産能力: 約600~1,800個/日
生産工場: 吉見工場(埼玉県比企郡吉見町)
無償提供先:医療従事者

2.株式会社メトランの人工呼吸器生産支援
人工呼吸器メーカー、株式会社メトラン は、機器の扱いが容易で、効果が高く、堅牢で廉価な、緊急用人工呼吸器の大量生産開始の準備を進めています。同社では、一部の構成部品の短時間調達が困難であること、同社の現在の生産供給能力と需要にギャップがあることから、早急な解決策を模索していました。マレリでは、関東経済産業局からの要請を受け、グローバルな自動車部品サプライヤーとしての専門人材を、生産管理、調達、開発・生産技術の分野にて、派遣します。同社からの生産委託についても協議を進め、児玉工場(埼玉県本庄市)での生産を計画しています。世界保健機構(WHO)は、新型コロナウィルス終息までの長期化の可能性を指摘(2020年5月13日現在)しており、本支援は世界規模での貢献へ繋がると考えています。

支援開始日:2020年4月27日
支援内容:1.生産管理、調達、開発・生産技術の分野での人材派遣
支援内容:2.人工呼吸器の生産(生産開始時期は調整中)
無償提供先:株式会社メトラン(埼玉県川口市) www.metran.co.jp

3.不織布マスク生産および従業員への配付
既存のクリーンルームを活用し、不織布マスクの生産を開始します。マスクは従業員への配付から開始し、市場でのマスク不足の解消に貢献するとともに、従業員の安全衛生をさらに徹底し、公衆衛生にも寄与します。また、夏場の高温多湿下でも飛沫防止と快適性を両立できる夏場特別仕様のマスクの生産を検討しています。

生産開始日:2020年5月25日
出荷開始日:2020年5月25日
生産能力: 約3,000~9,000枚/日
生産工場: 吉見工場(埼玉県比企郡吉見町)
提供先: 従業員(今後の提供先については検討中)

マレリは、今後も、当社の培ってきた生産技術、設備・施設や人材の活用など、あらゆる方面からの支援活動を継続していきます。

以上